クローバーは発達障害のある子どもを持つ親の会として発足しました。発足当時は“発達障害”そのものが
まだ確立していませんでしたので“学習障害”として認識されていました。それが私たち団体の名前に残っ
ています。障害の特性や対応方法など分からないことが多くありましたが、幸いにも医療・教育・福祉の
専門家の皆様のご指導を受けることができ、今日までの活動を継続出来ております。
会員の子ども達は学齢期から青年期と年齢もまちまちですが、それぞれのステージに応じて幸せな充実し
た活動ができることを目指した活動を行っています。内部的には最新情報をお伝えする会報の発行、日々
の不安を払拭するための情報交換会、楽しさや興味を追求するレクリエーション活動などを行っておりま
す。一般向けには、行政機関から委託を受けたペアレントメンター活動も継続しております。障害のある
子を持った経験のある先輩の親として、若い親たちの話を聞き、適切なアドバイスなどをすることで、若
い親子が自信をもって取り組める手助けになればと考えています。
将来を展望して、子ども達が一人になったときでも自立の意識をもち、周囲の支援を活用しながら元気に
生活できるための準備活動の検討も始めております。活動テーマはたくさんありますが、会員一同これか
らも頑張っていきたいと考えております。
皆様におかれましては、今後ともより一層のご指導・ご支援をよろしくお願いいたします。 |
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